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発泡断熱材アクアフォーム


昨日、断熱材の吹き付け工事をしました。

高断熱高気密で定評の高い発泡断熱のアクアフォームです。


当初、ロフトスペースが暑くならないよう屋根裏のみ施工する予定だったのですが、施工上の都合で壁面も含めて建物全体を発泡断熱材にすることにしました。


アクアフォームは数値上の断熱性能こそ通常の断熱材とそこまでは変わらないのですが、隙間なく充填できるため数値では分からない快適な暮らしを実現してくれるそうです。

ただ、壁の隙間がなくなってしまうため、電気配線工事を先にしておかないといけなかったり、大工さんが作業できなかったりと施工上のデメリットがいくつかあり、急な変更で職人さん方には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。


とは言え、無事アクアフォームの吹き付けも終わり、今日から大工工事を再開してもらっていて、いよいよ無垢床貼りの開始です。


大工さんいわく、無垢床は通常のフローリングと比べて貼るのに3倍手間が掛かるとのことですが、その分、肌で触れた時のぬくもりや手触りは無垢床にしかない代えがたいものです。

最近のシートフローリングは浮造りや複層プリントなどの技術向上でかなり精巧に本物の木目と手触りを再現していますが、ホンモノと比べるとやっぱり違うなと、前回の萩山の現場で感じました。

大切に使っても、子どもが乱暴に扱っても、それはそれで色々な味が木目に現れる。

ただの傷や汚れではなく、家族がそこで生活していた痕跡が、経年と共に良い意味で刻まれていくのが無垢床の特徴だと思います。

因みに私の自宅の床は通常のシートフローリングですが、最近家具の擦れや子供たちがはしゃいで付けた傷が目立ってきて、どうしたものかなと頭を悩ませています。

そういった面でも、無垢材は木なので削ったり塗装したりで補修可能なのもメリットではないかなと。


長々と語ってしまいましたが、この現場で無垢床を体感できるようになるのは内装まで工事が完了し養生が取れてからなのでまだまだ先になってしまいますが、今なら萩山の現場で体験することができますので、ご興味ある方は是非お声がけください。

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